防災WEST

防災マップ作り@妹川コミュニティセンター(福岡県うきは市)

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 福岡県うきは市浮羽町妹川へ防災マップ作りのお手伝いに行ってきました。「うきは市」は福岡県南部筑後地方にあり、桃・ぶどう・梨・柿などの産地で(フルーツ王国!)、道の駅などが観光地となっています。

 今回訪れた妹川地区は、中心市街地から少し離れた耳納山地の東側に位置しており、巨瀬川を挟んで、両側に山が迫った地形的な特徴を持っています。

父の郷里でもある妹川の風景が好きです

 従って、土砂災害警戒区域に指定された場所が多く、土石流や急傾斜地の崩壊のリスクが大きい地域です。また、耳納山地に大雨が降ると、巨瀬川の氾濫や河岸浸食で家屋流出の恐れもあるという極めて危険な場所です。

GISを用いて元有地区の災害危険性について示したハザードマップ

 今回、妹川地域の元有地区(享保5年(1720)土石流被害地区)を対象に、豪雨災害リスクを地区住民に再認識してもらうために防災マップ作りを行いました。それに基づいて、具体的な避難行動について地区の住民同士で話し合う機会を設けました。具体的には、危険個所の確認及び各自の避難方法・避難経路の確認、既に巨瀬川が氾濫して逃げられず避難所に行けない場合はどうするのかなど、実際に災害をイメージしながら避難行動について考えてもらいました。

ハザードマップ上に書かれていない場所の危険性も分かったし、安全な場所も確認できた

 元有地区のような高齢化が進んでいる地域の現状を勘案すると、自治体からの避難指示が出る段階では避難ができない状況になる恐れもあるため、早い段階で避難を完了する必要があります。また、逃げ遅れることも想定して、比較的安全と考えられる場所を地区別に予め決めておくことも重要ですね。

 300年前には7人亡くなった地域なので、たぶん今後も災害は繰り返し起こるでしょう。今回の経験により、このような小さい地域で地道な活動をするのも大事だと再確認しました。

※本取り組みは、「砂防ボランティア基金」令和3年度(2021)助成に基づいて実施しました。

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